Twitterでちょっと話題になっていたので当時を思い出しつつ書いてみます。

マイクロキャビンと言えば、PC-8801等の8ビットパソコン時代からの古いソフトハウスですが、当初はアドベンチャーゲームがメインで(めぞん一刻、うる星やつら、きまぐれオレンジ☆ロード等)、どちらかと言えば評判はいまいちだったと記憶しています。
それを一躍トップメーカーに引き上げたのがXak(サーク)というアクションRPGです。

当時アクションRPGの最高峰と評されていたイースをライバルとして制作され、キャラクターデザイン、グラフィック、音楽、フィールドと街や城を同一マップに展開して2Dでありながら3Dのような表現を可能としたVRシステム等、当時としては画期的な作品として衝撃を与えました。

自分は元々週刊少年サンデーに掲載されていたPC-8801版めぞん一刻の広告を見て(サンデー自体らんま1/2目当てだった全力で高橋留美子(るーみっく)ファンでした)、ほとんど親を騙す感じでパソコンを買ってもらったのですが、当然最初に買ったゲームはめぞん一刻。
好きな漫画(アニメ)のゲームをプレイできるというだけで最高に楽しかったのですが(ファミコン等と比べたら高画質・高音質でしたし)、他のゲームをプレイしていくとこれもしかしてショボイんじゃね?と思いかけていたところにXak登場ですから二重の衝撃だったわけですよ。

で、マイクロキャビンと言えば機種毎にキャラクターデザインや曲を変えることで有名。
Xakも然りで、PC-8801とMSX版ではオープニングのイントロは同じなのにAメロからは全く別の曲になり、当時それぞれのファンがどっちがいいと言い争っていました。

比較のために動画を貼っておきましょう。

PC-8801版

MSX版

OPM+ADPCMがうらやましかったX68000版

音楽と言えば、OPN(FM3音+PSG3音)ながら分厚い音を出していて、やはり音楽面でも評価されていたイース(古代祐三氏の代表作の1つですね)に全力勝負を挑んでいました。
初代Xakの時はまだそうでもないですが、2になると曲調も相まって本当に衝撃を受けました。

PC-9801版OP

P.S.
グラフィックもサウンドも良かったX68000ですが、一番うらやましいと思ったのはめぞん一刻で響子さんが喋ったことです。今でこそ当たり前ですけど、当時は衝撃を通り越してなんでX68000買わなかったんだ・・・と泣きそうになりましたからw

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