数回のエントリで書いたように、某メーカーのSSDに困らせられていたので新しいSSDを購入しました。
Samsungの870 EVO 2TBです。
2.5インチ SATAドライブではトップクラスの性能を有していて、品質も実績があるので問題ないでしょう。
ちなみに、V-NAND 3bit MLCと記載されていますが、これはいわゆるTLCですね。
これが4bit MLCならQLCになります(同じSamsung製品なら870 QVO)。
というわけで、恒例CrystalDiskInfoから。
ちょっと温度が高めですかね?
まぁ、気になるほどではないでしょう。
そして、フォーマット直後のCrystalDiskMark。
ほぼスペック通りの速度が出ています。
ランダムRead/Writeもそれなりの速度が出ているのでいいですね。
最後に前のSSDに入っていたDTM関連のプラグイン用音源等データを当SSDにコピーしてCrystalDiskMarkで計測。
ほぼ変わらない結果が出ました。
まぁ、空き容量が約63%あるので、この程度で速度低下されても困ると言えば困るのですが。
SATA3.0の実効転送速度が600MB/sなので、ほぼ限界に近い速度が出ていることになります。
逆を言えば、SATAのSSDドライブは少なくともSATA3.5までは速度が変わらないのでこれ以上の速度上昇は期待できないということですね。
今後速度を求めていくならばNVMe(PCIe5で10GB/sの製品が既に発売されています)、2.5インチならばUSB3.x(USB3.2 Gen2x2で2.5GB/s)に移行が現実的でしょうか。
ただ、SATAはリリース以降20年以上経過しており、前方互換もあることからまだまだ相応のシェアを維持していくでしょう。
NVMeは熱問題もあり、SATAは大容量モデルの価格が下がっていけばHDDと同等程度になり入れ替えが進む可能性もありますね。
現状はSATA SSD 2TB≒SATA HDD 8TBですのでまだしばらく先でしょうが…