新しいOSはとかく批判されやすいものですが、一番挙げられる例としてはやはりUIの変更ではないでしょうか。ユーザの練度に差はあれど、慣れ親しんだ物を変更するのは勇気のいることです。だからこそ、過去のOSなりソフトなりのUIを再現したソフトウェアやアドオンが人気を博すのでしょう。

中上級者はカスタマイズなりショートカットなりで自分好みの快適な環境を崩したくないでしょうし、初心者はやっと覚えた操作なのにまた1から覚え直す手間を考えるとめまいがしてくるでしょう。

あとは「SPが出るまではインストールするな!」とよく言われるバグ問題。実際、Windows10は多数のバグが見つかっており、使えないと判断したユーザがWindows7にダウングレード(元に戻す機能がある)したら完全に元に戻らなくて不具合多発とか笑えない現象が起きていたりもします。

自分は大半のユーザがそうしたと思われるのと同様に、WindowsXPからWindows7にアップグレード(正確には新規インストール)したのは延長サポート終了したためで、さすがに直前駆け込みはしなかったですけど、それでも再延長があったのなら引き続きXPを使い続けていたかもしれないですね。だって、めんどくさいですもんw

で!(だがしかし風)
肝心のWindows10にアップグレードしたくない理由ですが、単純に現在使用しているソフトとハードの動作確認が取れていない、また実際動作しないという報告があったためです。

代替品や無理矢理動作させる方法があるのならいいのですが、正直そう安くないソフトとハードなので(DAWソフトとオーディオI/Fは特に)気軽に買い換えるわけにもいきません。DAWの場合はプラグインの問題もあるので二重三重にチェックしなければいけないし、その数も膨大なわけですよ。それ全部チェックしろとか言われたら仕事でも椅子に画鋲置くレベルですね。

XPから7にした時も動作しないソフトいくつかあったので余計に・・・まあ、7の場合は純正でXPモードがあったしVMWARE含めた仮想環境でなんとか出来ないこともないのですが、それはそれで色々問題もありますからね(面倒なので説明省きます)。

そして、タイトルにも書いた推進派。要するに新しいOSを既にインストール済で旧バージョンに比べて良さを実感している人々ですね。

XPではどうだったか忘れましたが、何故か失敗の烙印を押されたVISTAは起動速度、マルチコアの最適化等カーネルが良くなっていますし、それは7、8、10においても同様です。
昔、C2Q Q9650でPCを組んだ友人が、VISTAはクソだXP最高!と試してもいないのに言っていたのはさすがに苦笑してしまいました・・・まぁ、他人事なのでどうでもいいんですけどねw

若干話が逸れましたが、推進派の人たちにしてみれば使ってもいないのに評判(それも使ってない人が大半)だけで判断して更に悪評を垂れ流す人々はストレートに頭悪いのだなとしか思わないでしょうし、たまには馬鹿にしたくもなるでしょう。

かと言って、今の自分のように互換性問題で止めてるのに同様の扱いを受けるとカチン!ときますし、両者の溝は永遠に埋まらないのでしょう。

まぁ、お前が貧乏なのが全て悪い、対応した最新バージョンに買い換えれば解決する!と言われればその通りなんですけどね・・・

そのためには3桁万円のお金が必要な故、言った人が責任を持って全部買ってくれるか自分に諭吉さん100枚ぽんと渡してくれれば世界は平和になるのになと思った年度末の朝でした。

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