10月21日から「すべてがFになる」のドラマが始まりました。
原作ファンからドラマを含めた実写化を望む声が昔からありましたが、16年経ってやっと実現したものの、発表された時点で批判的な声が大きい事態に(自分の観測範囲は狭いですが)。

まず、原作は小説でキャラクターデザインが公表されていなかった(マンガやゲーム化はされたけど公式には間取り図くらい)ため、個々が思い描いていたイメージと違ったというのが大半かと思います。例えば、犀川先生はメガネをかけて痩せている典型的理系男子とかですね。

作者の森博嗣氏は、舞台やキャラを実在する自分の周りの環境をある程度参考にしていますし、例えば理系の研究室と言えばMacが定番(ドラマではWindows8)、乗っている車とか大学とか研究室とか細かい描写が気になります。

あとは良くも悪くもな典型的テレビドラマ演出でしょうか。
ステレオタイプとも言えますが、どうしてもチープさを感じてしまうところですね。

ただ、よく使われる「原作レイプ」という言葉を当てはめるほどでは無いかなと。
むしろ比較的よくやっている方かと思います(偉そうにw)。

一応、最後まで視聴するつもりです。
せっかく望んでいたものが実現されましたし、十分すぎるほど見る価値がありますからね。

P.S.
森博嗣氏は昔からマルチ展開に対して寛容というかほとんど通していたと言ってますし、ビジネスライクに考えている節がありますが、ファンやマニアは深い思い入れがあるのでどうしても温度差が出てしまいますね。

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