各メーカーが125cc(ピンクナンバーの車種です)クラスのスクーターを次々投入して、今一番ホットなゾーンになっています。
このクラスの利点としては、原付でありながら道交法的には一般のバイクや車と同等の扱いなので1種(50cc未満)みたいに30キロ制限や二段階右折が無く、車体も比較的安い、燃費が良い、保険も安い(バイクや車を持っていればファミリー特約扱いにできる)と利点が多いです。
意外とパワーがあるのでよっぽどじゃなければ車の流れに乗れますし、むしろ渋滞が多い道路ではスタートダッシュ&すり抜けで快適だったりもします。
その気になれば100キロ前後出ちゃったりするからかっ飛ぶことも!
同じ125ccでも大きく分けると小型と大型車種があり、前者は50ccと同レベル、後者は250ccと同レベルの車体サイズになります。簡単に言っちゃうと取り回しを重視するか安定感を取るか、でしょうか。
それではまず小型車種から紹介しましょう。
■アドレスV125(定価:250,950円~261,450円)
通勤快速を謳っているだけあって、排ガス規制でパワーが落ちたとはいえコンパクトかつ軽量な車体でピカイチの加速力があります。
今年モデルチェンジしてデザインや装備が変わり、便利になりました。
ただ、値上げして売りだったコストパフォーマンスがいまいちになったのも否めないところです。
中古や旧型に拘らないのであればそちらを買った方がいいですね。
私が乗っているのはこれの2006年モデル(規制前)です。
■シグナスX(定価:309,750円~315,000円)
アドレスV125に比べて高いですが、その分収納や装備が豪華です。
12インチタイヤによる安定感も見逃せないポイントでしょうか。
どこぞやのショップでは150cc仕様にして販売してるので、250ccクラスと同等扱いになってしまいますが、選択肢の1つとしてアリかもしれません。
■リード(定価:249,900円)
110ccと排気量は若干小さいですが、今一番安いモデルになりました。
ホンダらしいゆったりとした走りとサイズはスピード命!でなければ余裕があっていいです。
収納もこのクラスでは一番大きいのではないでしょうか。
それでは、次は大型車種の紹介です。
■PCX(定価:299,250円)
今一番売れているモデルで、2ヶ月待ちはザラだそうです。
小型クラスと大差ない値段ですので、250ccスクーター欲しいけど高いし・・・という方は待つ価値あるでしょう。
■マジェスティ125
台湾ヤマハで製造され、通称「コマジェ」と呼ばれ親しまれてきましたが、排ガス規制をクリアできずに製造中止となってしまいました。探すなら中古メインになります。
アドレスV125が出た当時はよく比較対象とされていましたね(燃費や速度等)。
PCXのライバルとして再販を期待したいところです。
■RV125i(定価:330,750円)
台湾メーカーSYM製造。
250ccクラスと同等のどっしりとした車体、ライバルと比べてハイパワー、またこのクラスでは珍しく足もとがフラットで人気の車種です。
海外メーカーということで不安もあると思いますが、国産メーカーもタイや台湾で製造してるので特別気にすることもないかと思います。
というわけで、主要6車種を紹介してみました。
どれも一長一短ありますので、予算や用途、また試乗車用意してある店もありますので、そのへんから選んでみてはどうでしょう。